いわき市初開催の「つどいのフェス」!

たっしゃか草野


たっしゃか草野は、普段は草野地区の複数の集会所で開催されている「サロン」を1つの会場にまとめて開催する「つどいのフェス」です。地域内の横の連携を促し、大きな会場でしか開催できないようなレクリエーションや企画を盛り込んで開催するのが目的です。

第1回目には、いわき市内で地域医療や福祉に関わる人たちが、自らの職業の役柄そのままに出演する「介護福祉劇」を上演しました。医師は医師の役、ケアマネはケアマネの役として出演し、「家族が脳梗塞で倒れてしまったら?」というケースを想定して、とるべき行動などをレクチャーしていきます。

現役の医師やケアマネ、歯科衛生士や薬剤師が登場するので、上演中のやりとりには説得力がありますし、何より実践的です。ゲラゲラ笑いながら、いつの間にか、家族の一大事にどう動けばいいのかを学ぶことができるとあって、会場の皆さんも真剣に劇に見入っていました。

劇には、みんなで体を動かすプログラムも導入されています。会場にやってきた皆さんは、劇を見るついでに体を動かすこともできます。それぞれの「つどいの場」で得られた知見や経験を、地域のたくさんの人たちと共有すること。それがこの「たっしゃか草野」の目的でもあります。

会が終了すると、外に用意された物販スペースでお昼ご飯を購入することもできます。ここで販売されるのは、市内の障害者施設で製造された食品です。社会的に弱者とされる人たちがゆるやかに繫がる物販スペース。とてもいい雰囲気でした。

旦那さんが脳梗塞になった! という設定で劇は繰り広げられていきます。

それぞれの専門家が、自らの職業と同じ役柄で登場。だから台詞の説得力が違います。

劇中には現役医師のレクチャーも挟まれていて、意外な学びが多いのが特徴です。

劇中に体を動かすプログラムが入っています。会場の皆さんと体操。これも「たっしゃか草野」の狙いです。

脳梗塞の後遺症の残る旦那さんに、さまざまな専門家が注意点をレクチャー。

劇が終わると、外では物販がスタート。いわき市平の授産施設「あとりえ北山」さんのお菓子や惣菜を購入できます。

つどいの場では、地域の皆さんのお越しをお待ちしています。気になる場所があれば、参加やお手伝い、ボランティアなど動機は何でも構いません。ぜひつどいの場に足を運んでみて下さい。事前にお話を聞きたいという場合は、いわき市地域包括ケアまでお問い合わせを。


公開日:2017年09月18日

草野公民館

たっしゃか草野は、草野公民館で開催される「つどいの場」のフェスです。普段は草野地区のなかの複数の集会所などで開催されている「つどいの場」ですが、それを定期的に合同で開催したらどうなるか。そんな思いからスタートしました。第1回では、いわき市で医療介護に関わる人たちが自らの職業の役柄で出演する「介護福祉劇」を上演。大きな反響を呼びました。

所在地
福島県いわき市平泉崎向原28
活動日
不定期
お問合わせ
いわき市地域包括ケア推進課
TEL
0246-22-7465