医療や福祉に関わる人たちのつどいの場

平在宅療養多職種連携の会


いわき市平の山内クリニックでは、いわき市平地区で医療や福祉に関わる人たちが「在宅医療」について考え、連携していくために定期開催されている「平在宅療養多職種連携の会」があります。山内クリニックの山内俊明院長が発起人となり、毎月様々な勉強会などを行っています。

地域の人たちの「つどいの場」とは少し違いますが、こちらも、医療や福祉に関わる人たちの「つどいの場」であることには変わりません。

毎回、様々な立場で医療や福祉に関わる人たちが、自分の抱えている課題やビジョンなどをプレゼンし、それに基づいて多様な意見を交わすことで、企業や病院、施設の垣根を超えて連携しようという狙いがあります。

こうした会が開催されるのは、地域医療には「連携力」が欠かせないから。皆さん、それぞれ真摯に患者さんや利用者さんと向き合っていらっしゃいますが、現場重視で動いてらっしゃるので、どうしても局地的になりがちで、よその業界の知見やアイデアを生かしにくい環境にあるのだとか。

だからこそ、関係者のプレゼンを通じて、ここは連携できる、ここは改善できそう、という発見を促し、意見交換を通じて「横の繋がり」を生み出そうというわけです。連携が地域に広がれば、いわきの「医療福祉力」の向上にもつながります。

発表が終わると懇親会になりますが、お酒の力もあってか、皆さんのめちゃくちゃアツい思いが言葉で語られていました。医療の課題をなんとかしたい。障害に立ち向かう人たちを支援したい。皆さん、そんな思いで奮闘してらっしゃることがビシビシ伝わってきます。

 

医療や福祉に関わる人たちがそれぞれのケースをプレゼンし、広く意見を出し合う。

毎月に定例会には、毎回30人以上の人たちが集まる。在宅医療は皆さんの関心事なのです。

医療や福祉に関わる人たちが職業や立場に関わりなく集まってきます。

発起人を務める、山内クリニックの山内俊明院長。地域連携を促す様々な取り組みを展開しています。

学びのあとは「乾杯」。このあたりは、地域のつどいの場と何も変わりません。

医療や福祉に関わる仕事していて、同会の活動理念に賛同される方は、ぜひこちらの「平在宅療養多職種連携の会」に参加してみてはいかがでしょうか。いごく編集部も定期的に参加させてもらっています。ぜひ会場でお会いしましょう。


公開日:2017年09月18日

平在宅療養多職種連携の会

平在宅療養多職種連携の会は、いわき市平地区で医療や福祉に関わる人たちが「在宅医療」について考え、連携していくために定期開催されている勉強会。山内クリニックの山内俊明院長(写真)が発起人を務める。

所在地
福島県いわき市平谷川瀬三十九町19-3
活動日
不定期
お問合わせ
医療法人医和生会 山内クリニック
TEL
0246-25-8181