医療や福祉の担い手たちは、なぜそのような道に進むのだろう。
—准看護師とは?
いわき市中央台の大型店が並ぶ一角に、その学校はある。
看護師と一口に言っても、実際には二種類ある。
働き方も異なる。正看護師のおよそ7割が病院で働いているのに対し、准看護師は、
いくつもベッドが並ぶ実習室。まさに病院そのもの。
取材に協力頂いた2年生の6人。それぞれに思いを持って、日々勉学に励んでいる。
その准看護師を目指す生徒の皆さんに会いにいくと、
1年次には、模型や人形を使った実習や、医療や介護、
扱う器具は、もちろん実際に医療現場で使われているもの。実習は毎回緊張が走る。
実習のための人形。実はけっこうハイテクで、様々に異なる心音などが流れ、それを聞き分ける力を養うことなどもできる。
実習を終えた2年生によるレポート。病院だけでなく、介護施設、障害者の福祉施設、産婦人科などでも実習を行う。
話を聞いていて驚いたのだが、
ある女性の話が印象的だった。彼女は、
介護に関わる人だから、
もう一人の女性は、自分が出産を経験したとき、
赤ちゃんの人形を使っての実習。意外とかわいく、体重もリアルで、本物の赤ちゃんを抱っこしているような気持ちに(筆者・一児の父、談)
生徒が進む道はそれぞれ。介護と医療を橋渡しするような人材が求められている。
なんて人たちだろう。私は思わず、なんともいえない「心強さ」
いわき准看護学校で、次年度の募集も始まっている。詳しくは、
人に感謝されることが、自分の喜びになる。そんな他者への奉仕、貢献の気持ちが、社会から求められている。
2年で准看護師になって現場で活躍してもいい。
公開日:2018年01月15日