2024 Jリーグシャレン!アウォーズ パブリック賞受賞!


 
11月某日、スタッフはいわきFCパークにいました…!
何をしていたかといいますと…なんと!認知症サポーター養成講座の開催です!
今回は、いわきFCの選手とスタッフの皆さん、合わせて12名にご参加いただきました◎
 
認知症サポーター養成講座は、企業向けにも多く開催していますが、スポーツ選手を対象とするのは初めて。
認知症サポーターの広がりを感じて嬉しい反面、
「どんな内容なら分かりやすいだろう?」「より身近に感じてもらえるだろう?」と悩むスタッフ一同…
ドキドキしながら当日を迎えました!
 
 
認知症サポーター養成講座は、約90分のプログラム。
認知症についての専門的な知識を学ぶ時間が多くあります。
日々、厳しい練習に励み、お疲れであろう選手の皆さんが、一生懸命テキストを読み、耳を傾け、学んでくださる姿には、頭が下がる思いでした。
ちょっぴり難しい座学タイムを乗り越えた後は、カードを使ったグループワーク!
皆さん、笑顔で意見を出し合いながら、学びを深めていました(^^)
 
 
 
終了後のアンケートでは、「認知症が思ったよりも身近にあるものだと感じた。」
「持っていた偏見がなくなった。接し方を工夫したり、自分から広めていきたいと思いました。」
「認知症の方でも一般の方と大差なく生活できる方もいるとわかった。認知症の方への接し方を考えて行なっていきたいと思いました。」
など心温まる感想をたくさんいただきました
 
最後は、認知症サポーターの証、サポーターカードを持って、記念撮影
選手の皆さんが持つと、カードがとっても小さく見えますね!笑
にも、この日の様子がアップされています!
 
 
また、今回この活動が、Jクラブの活動の中から、特に社会に幅広く共有したい活動を表彰する「2024 Jリーグシャレン!アウォーズ」にエントリーされ、パブリック賞を受賞しました!
 
シャレン!とは…社会課題や共通のテーマ ( 教育、ダイバーシティ、まちづくり、健康、世代間交流など ) に、
地域の人・企業や団体(営利・非営利問わず)・自治体・学校などとJリーグ・Jクラブが連携して、取り組む活動です。
 
今回は、選手・スタッフ自身が「認知症サポーター」となり、「認知症になっても安心して自分らしく暮らせるまちづくり」に向けた啓発活動が、2023年の認知症基本法の成立や新しい認知症観の提唱&「幸齢社会実現会議」と合致していることが評価され、パブリック賞の受賞につながりました。
 
「認知症」を意識する機会が少ない方にも「認知症」に少しでも目を向けていただけたら。
今回の講座は、選手、スタッフの皆さんに、正しい知識を身につけていただいただけでなく、
シャレン!のパブリック賞受賞へとつながったことで、
たくさんの方に、「認知症ってなんだろう?」と興味を持ったり、考えたりしていただくきっかけになったのではないかと感じます。
ありがとうございました!

公開日:2024年06月03日