紙のいごく vol.6「アート特集号」爆誕!

人は生まれながらにしてアーティストなのだ


 

皆さん、命の炎を燃やし続けていますか! 爆発していますか!! 芸術は爆発だと岡本太郎は言ったけれど、いや、おれたちだって、私たちだって、うちの母ちゃんだって父ちゃんだって爆発している! 燃えてるぞ!  うおおおお!

と、思わず叫びたくなるような力が湧いてくる「紙のいごく」vol.6 アート特集号がこの度完成しまして、続々と配本が進んでおります。編集部もがんばりました。これまでにない紙面になっておりますんで、この場を借りて紹介していきます。ページ最後には「PDF版」もございますので、どうぞ遠方の皆様はダウンロードして、思う存分爆発してください!

 

表紙はアーティストの折元立身さんの作品を全面フィーチャー。最高です

 

今回、アート特集を企画するにあたってフィーチャーしたのが、アーティストの折元立身さんです。折元さんは、母である男代(おだい)さんの介護生活そのものを作品化した「アート・ママ」シリーズで知られる世界的アーティスト。折元さんとの出会いが、今回の特集を生み出しました。

まず冒頭で紹介しているのが、猪苗代町にある「はじまりの美術館」でのお話です。はじまりの美術館は、障害のある人たちの表現を展示する美術館として知られていますが、私たちはそのなかで「きになる⇄ひょうげん」という企画に着目し、作品を見に行ったのですが、そのときの気づきや学び、館長さんたちへのインタビューを綴っています。

はじまりの美術館のあとは、福祉ユニット「ヘラルボニー」のお二人へのインタビューを掲載。すでにこちらウェブのいごくでも「ロングバージョン」を掲載済みですが、紙版には、そのショートバージョンを掲載しています。記事は短めですが、前段のはじまりの美術館からつなげて読んでいただくと、私たちの伝えたいことがじわじわと浮かび上がってくるのではないかと期待!

 

猪苗代にある「はじまりの美術館」の企画から本特集がはじまります

 

福祉ユニット「ヘラルボニー」のお二人のインタビューも掲載!

 

これもアートなのでは? という、いわきの作品も3つほど紹介しています

 

折元節全開のコーナー。トークショーの内容を抜粋して掲載しています。刮目して読むべし!

 

コラムページ、皆さんに伝えたいことが多すぎて毎回レイアウトが大変です

 

編集部内には誰もアートの専門家などいませんが、普段の取材を通じて「どうもアートなんじゃないか」、「個々の表現ってすごく大事なんじゃないか」と気づきはじめた私たちの、初心者感満載の特集になっているかと思います。専門家の皆さん、そこは笑ってご覧ください。

ちなみに本号、ビジュアルを目一杯紹介したいので、いつもと違って文字は横組みにしてあり、ページも左開きになっています。新しいチャレンジをたくさんしてみたので、ぜひ1人でも多くの人に読んでもらいたいと思っております。

下の画像をクリックするとPDF版が開きます。すべてのページをご覧いただけますので、遠方の皆さん、ぜひこちらからご覧ください。永久保存版です。どうしても紙で欲しいという方は「いごく編集部」までご相談くださいませ。

 

クリックするとPDF版が開きます。爆発だ!

 

改めまして、本号の制作にご協力いただきました皆さん、大変お世話になりました。次号もすでに動きはじめております。次は9月の発行の予定です。編集部一同、爆発しながら頑張ります!! ぜひお楽しみに!

 


公開日:2019年07月09日